年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 72 | 84 | 180 | 332 | 380 | 565 | 1298 | 1714 | 1433 | 496 |
平成27年度中に当院を退院した患者さまを年齢階級別に集計いたしました。
60~90歳までの患者さまが大多数を占めています。
近隣の社会福祉施設などに入所されている方の入院もよくみられます。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
040080x099x0xx | 肺炎、急性気管支炎、 急性細気管支炎(15歳以上) |
384 | 14.89 | 14.34 | 2.34 | 73.6 |
040081xx99x00x | 誤嚥性肺炎 | 160 | 29.63 | 21.69 | 10.62 | 82.31 |
050130xx99000x | 心不全 | 160 | 19.84 | 18.3 | 2.5 | 83.81 |
肺炎、気管支炎での入院は、約67%が75歳以上の方である。日常生活の中で状態が悪化したもの。
心不全は、約82%が75歳以上の方であった。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
040080x1xxx0xx | 肺炎、急性気管支炎、 急性細気管支炎(15歳未満) |
15 | 4.13 | 6.17 | 0 | 5.67 |
140010x199x00x | 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障がい (出生児体重2500g以上) |
12 | 3.08 | 6.17 | 8.33 | 0 |
040070xxxxx0xx | インフルエンザ、ウイルス性肺炎 | 11 | 3.27 | 5.54 | 0 | 6.91 |
平成27年度の分娩件数は273件。入院となっているのは、出生後の呼吸管理・血糖管理や、黄疸などの対応。
肺炎、急性気管支炎では、日常生活の中で状態が悪化したもの。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
060035xx99x50x | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 | 135 | 3.05 | 4.53 | 0 | 67.33 |
060150xx03xx0x | 虫垂炎 | 47 | 6.87 | 5.56 | 0 | 34.85 |
060210xx99000x | ヘルニアの記載のない腸閉塞 | 42 | 10.26 | 4.96 | 0 | 73.36 |
外科入院で一番多いのは「結腸がん」に対する手術となります。次いで、虫垂炎、鼠径ヘルニアの手術も多数占めております。 虫垂炎は緊急入院がほとんどをしめております。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
160800xx01xxxx | 股関節大腿近位骨折 | 94 | 35.83 | 28.7 | 31.91 | 81.78 |
160690xx99xx0x | 胸椎、腰椎以下骨折損傷 (胸・腰髄損傷を含む。) |
53 | 24.87 | 21.52 | 26.42 | 79.94 |
071030xx99xxxx | その他の筋骨格系・結合組織の疾患 | 32 | 14.47 | 10.51 | 0 | 64.16 |
整形外科の入院で一番多いのは大腿骨または大腿骨付近の骨折であり、平均年齢は80.28歳と高齢者に多くみられる疾患となります。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
120170xx99x0xx | 早産、切迫早産 | 50 | 27.26 | 20.87 | 6 | 31.04 |
120140xxxxxxxx | 流産 | 40 | 2.03 | 2.34 | 0 | 33.3 |
120160xx99xxxx | 妊娠高血圧症候群関連疾患 | 20 | 5.1 | 7.54 | 5 | 31.2 |
出産(自然分娩)はこちらの件数にはいっていませんが、産婦人科入院では切迫早産の入院が多くなっています。
切迫早産においては安静が必要になるため比較的長期的な入院になる傾向があります。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
020220xx97xxx0 | 緑内障(片目) | - | - | 9.57 | - | - |
100080xxxxxx0x | その他の糖尿病 (糖尿病性ケトアシド-シスを除く。) |
- | - | 18.13 | - | - |
020200xx9700xx | 黄斑、後極変性 | - | - | 7.87 | - | - |
眼科入院は比較的短期間で退院される傾向があります。
また、1つの疾患に偏らず、さまざまな疾患で入院されています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
030390xx99xxxx | 顔面神経麻痺 | - | - | 9.79 | - | - |
030240xx99xxxx | 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、 急性咽頭喉頭炎 |
- | - | 5.53 | - | - |
030428xxxxxxxx | 突発性難聴 | - | - | 9.6 | - | - |
耳鼻咽喉科の入院自体、入院数は多くありません。
上記疾患以外に、中耳炎で入院される方もいらっしゃいます。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
080011xx99xxxx | 急性膿皮症 | 11 | 7.82 | 11.97 | 0 | 79.91 |
080020xxxxxxxx | 帯状疱疹 | - | - | 8.97 | - | - |
080011xx970x0x | 急性膿皮症 | - | - | 17.84 | - | - |
皮膚科主科での入院は多くありませんが、上記皮膚疾患の他にも褥瘡の重症化、褥瘡からの感染にて入院加療される方もいらっしゃいます。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
11012xxx040x0x | 上部尿路疾患(尿路結石) | 64 | 2.36 | 2.89 | 0 | 55.31 |
110070xx0200xx | 膀胱腫瘍 | 28 | 6.36 | 7.59 | 0 | 73.79 |
11012xxx020x0x | 上部尿路疾患(腎結石) | 21 | 5.67 | 5.91 | 0 | 60.76 |
泌尿器科入院の疾患で一番多いのは上部尿路疾患に該当する「尿路結石」です。
こちらの疾患は比較的短期的な入院になることが多く、平均年齢も比較的若い傾向がございます。また、当院では自力で排石困難と判断された患者さまには関しては体外破砕術を実施することもございます。
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃がん | 10 | 17 | 8 | 34 | 57 | 8 | 1 | 7 |
大腸がん | 11 | 20 | 38 | 123 | 139 | 89 | 1 | 7 |
乳がん | 10 | 12 | 0 | 6 | 61 | 3 | 1 | 7 |
肺がん | 8 | 1 | 12 | 109 | 63 | 3 | 1 | 7 |
肝がん | 5 | 3 | 4 | 8 | 56 | 19 | 1 | 7 |
平成27年度の部位別の初発5大がんのUICC病期分類ならびに再発患者数を集計いたしました。
※リンパ節転移の有無がstageⅠとstageⅡを大きく分けるポイントとなります。
胃がん、大腸がん、肺がんはかなり進行した状態で発見されることが多く、乳がんは比較的早期の段階での発見が多くみられます。
患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | |
---|---|---|---|
重症度 0 | 98 | 10.82 | 53.45 |
重症度 1 | 168 | 16.41 | 82.66 |
重症度 2 | 50 | 22.18 | 84.44 |
重症度 3 | 19 | 19.11 | 87.89 |
重症度 4 | - | - | - |
重症度 5 | - | - | - |
不明 | - | - | - |
肺炎では重症度が高くなるほど平均年齢も上がってきます。
肺炎患者では高齢者がほとんどを占めています。
ICD10 | 傷病名 | 発症日 から |
患者 数 |
平均在院 日数 |
平均 年齢 |
転院 率 |
---|---|---|---|---|---|---|
G45$ | 一過性脳虚血発作 および関連症候群 |
3日以内 | 20 | 16.95 | 81.7 | 0 |
その他 | - | - | - | - | ||
G46$ | 脳血管疾患における 脳の血管(性)症候群 |
3日以内 | - | - | - | - |
その他 | - | - | - | - | ||
I63$ | 脳梗塞 | 3日以内 | 84 | 21.02 | 74.98 | 22.99 |
その他 | - | - | - | - | ||
I65$ | 脳実質外動脈の閉塞および狭窄, 脳梗塞に至らなかったもの |
3日以内 | - | - | - | - |
その他 | - | - | - | - | ||
I66$ | 脳動脈の閉塞および狭窄, 脳梗塞に至らなかったもの |
3日以内 | - | - | - | - |
その他 | - | - | - | - | ||
I675 | もやもや病 <ウイリス動脈輪閉塞症> |
3日以内 | - | - | - | - |
その他 | - | - | - | - | ||
I679 | 脳血管疾患,詳細不明 | 3日以内 | - | - | - | - |
その他 | - | - | - | - |
脳梗塞の患者数が最多となりました。
傷病による障がいのリハビリのため、回復期病院へ転院される方が多くみられます。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的結腸ポリープ・ 粘膜切除術(長径2cm未満) |
333 | 0.09 | 1.03 | 0.3 | 64.63 |
K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) | 53 | 1.6 | 3.06 | 0 | 68.62 |
K721-21 | 内視鏡的大腸ポリープ切除術(長径2cm未満) | 51 | 0.1 | 1.04 | 0 | 64.25 |
平成27年度、内科の手術上位3位を集計いたしました。
便潜血検査で陽性となった方に対して、内視鏡検査をおこないポリープの切除をおこなった方が、内科の手術の約33%を占めています。
経皮的冠動脈ステント留置術とは、多くは狭心症の方に対し心臓の血管の拡張を目的としてステントと呼ばれる金属を入れる手術です。他に心房細動に対しての経皮的カテーテル心筋焼灼術も30件あり積極的におこなわれています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) | 46 | 1 | 3.48 | 0 | 61.8 |
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 46 | 2.15 | 6.26 | 0 | 58.78 |
K7181 | 虫垂切除術 (虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) |
43 | 0.53 | 5.37 | 0 | 35.86 |
平成27年度、外科の手術上位3位を集計いたしました。
胆のう結石症、胆のうポリープの症状の方や鼠径ヘルニアの方に対して、腹腔鏡による手術をおこなっています。画像を見ながら腹壁を貫通させたトロッカーを通して、鉗子類を腹腔内に挿入しておこなう手術です。腹壁を損傷させないことから、術後の疼痛が軽く、入院期間や回復期間も短縮し、美容的に優れているので、手術の適応がある方にお勧めしています。腹腔内に高度の癒着や重症の炎症がある方には適応外で、他の術式が検討されます。
虫垂炎の約68%の方が、受診当日の緊急手術の対応です。小学生から60歳台まで幅広い年齢層に対応しました。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K0461 | 骨折観血的手術(大腿) | 81 | 5.83 | 28.7 | 33.33 | 82.59 |
K0462 | 骨折観血的手術(下腿) | 34 | 3.97 | 19.94 | 5.88 | 61.26 |
K0811 | 人工骨頭挿入術(股) | 17 | 8.35 | 26.53 | 35.29 | 76.59 |
平成27年度、整形外科の手術上位3位を集計いたしました。
1位、2位とも骨折観血的手術が大多数占めており、大腿部の手術に関しては平均年齢が高い方が多くみえます。
人工骨頭挿入術とは、大腿骨が折れ再びつなげることが難しい方に対しおこなわれます。骨盤のくぼみには大腿骨の一部(骨頭)がはまっています。この骨頭を取り出し、人工の骨頭と入れ替える手術です。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K9091 | 流産手術(妊娠11週まで) | 38 | 1 | 0.03 | 0 | 33.5 |
K861 | 子宮内膜掻爬術 | 13 | 0.08 | 0.77 | 0 | 52.08 |
K867 | 子宮頸部(腟部)切除術 | 12 | 1.5 | 1.08 | 0 | 37.25 |
平成27年度、産婦人科の手術上位3位を集計いたしました。
流産手術は、妊娠初期に胎児の心拍が確認できず、後日、手術となった方です。
また子宮内の組織が良性か悪性か判断するためのに子宮内組織を採取する子宮内膜掻爬術も実施しております。
その他、予定日より早い段階での分娩を回避するために子宮頸管縫縮術(マクドナルド法)も医師の判断によりおこなっております。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K2821 | 水晶体再建術 (眼内レンズを挿入する場合) (その他) |
309 | 0 | 1.58 | 0 | 73.37 |
K2801 | 硝子体茎顕微鏡下離断術 (網膜付着組織を含む) |
22 | 0.14 | 4.55 | 0 | 68.77 |
K2684 | 緑内障手術 (緑内障治療用インプラント挿入術) (プレ-トなし) |
- | - | - | - | - |
平成27年度、眼科の手術上位3位を集計いたしました。
白内障に対する水晶体再建術が圧倒的に多く、309件の手術件数となりました。片眼ずつ1泊2日で2週間程度の間を空けておこなわれる方が多いのですが、希望によって、日帰り手術や、1週間程度の入院期間で両眼の手術をおこなうなど対応しています。
糖尿病性網膜症や硝子体出血や混濁の症状がある方には、硝子体茎顕微鏡下離断術もおこなっています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K367 | 扁桃周囲膿瘍切開術 | - | - | - | - | - |
K309 | 鼓膜(排液、換気) チューブ挿入術 |
- | - | - | - | - |
K319 | 鼓室形成手術 | - | - | - | - | - |
耳鼻咽喉科は現在、非常勤医師で対応しているため、外来診療が中心です。手術自体の件数は少なく、必要に応じて、実施しています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K768 | 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術 | 64 | 0.14 | 1.22 | 0 | 55.31 |
K8036ロ | 膀胱悪性腫瘍手術 (経尿道的手術) (その他) |
25 | 0.96 | 4.44 | 0 | 72.32 |
K783-2 | 経尿道的尿管ステント留置術 | 19 | 0.68 | 5.05 | 0 | 66.58 |
平成27年度、泌尿器科の手術上位3位を集計いたしました。
腎・尿管結石の方のへの対応が、泌尿器科の手術の約32%を占めています。
膀胱の悪性腫瘍に対しての手術は、60歳以降の方から対応が多くなりました。尿道から内視鏡を挿入して切除するため、開腹はおこないません。
経尿道的尿管ステント留置術とは、尿管が閉塞し排尿困難となった方に対し、尿のとおり道を確保するためにおこなわれます。
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | 4 | 0.06 |
異なる | 15 | 0.23 | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | 12 | 0.18 |
異なる | 19 | 0.29 | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | 1 | 0.02 |
異なる | 1 | 0.02 | ||
180040 | 手術・処置などの合併症 | 同一 | 29 | 0.44 |
異なる | 6 | 0.09 |
平成27年度 播種性血管内凝固症候群、敗血症、その他真菌感染症、手術・処置の合併症で算定した患者数を集計いたしました。
平成27年度に退院した患者数は6660人となります。上記発生率とは、退院患者数に対しての疾患の発生率となります。
播種性血管内凝固症候群(DIC)・・・本来血管内では血液が凝固しないような仕組みをもっていますが、播種性血管内凝固症候群は、さまざまな重症の基礎疾患※(1)のために過剰な血液凝固反応が起こり、全身の血管内で小さな血栓が多発して臓器不全、出血傾向がみられる予後不良の疾患です。
※(1)重篤な基礎疾患とは→悪性腫瘍(がん)、敗血症、外傷、熱傷をはじめさまざまな重症疾患が原因となる可能性があります。
敗血症・・・肺炎、腎盂腎炎など生体(臓器)のある部分で感染症を起こしている場所から血液中に病原体が入り込み、重篤な感染症状を引き起こす症候群です。また、悪性腫瘍の化学療法によって免疫力が低下した場合に合併することがあります。症状は、悪寒、著しい発熱、倦怠感、鈍痛、認識力の低下や臓器障害、血圧低下もみられます。また、進おこなすれば錯乱などの意識障害をきたすこともあります。
その他真菌感染症・・・免疫力が低下しているときに真菌(カビ)が、体内に入り込んで感染したり、皮膚に付着して感染する疾患です。代表的な病名ではカンジタ症、アスペルギルス症、肺真菌症などがあり、抗真菌薬を使用して治療おこないます。
手術・処置などの合併症・・・手術、処置後に創部より感染が起こったり、手術・処置をおこなったことが原因で新たに治療が必要になった場合のことを示しています。
※上記図の入院契機「同一」、「異なる」とは、「同一」は入院と決まった際の主病名と退院時の主病名が同じ病名であり、「異なる」とは、入院時の主病名と退院時の主病名が違う病名になった場合のことです。入院時と退院時の病名が異なる理由としては入院時に診断された病名よりも入院してから新たに発症した疾患を中心に治療をおこなった場合や、入院後に病気の原因が発見され、その疾患を中心に治療をおこなった場合に、入院時と退院時で病名が「異なる」場合があります。
更新履歴:2016年9月23日 医事サービス課